- 文字サイズ
-
- 標準
- 拡大
- 背景色
-
- 白
- 黒
- 青

当院の妊婦健診・出産の特長
・365日24時間体制で出産を受け入れ、合併症やハイリスクの妊婦さんに対しても他科と連携した総合的な医療を提供しています。
当院では、正常の経過の妊婦さんから、さまざまな合併症があるリスクの高い妊婦さんまで、幅広く対応しています。当院の出産は、産婦人科医師5名の他、山形大学からの派遣医師が対応しています。出産前にバースプランを立てていただき、妊婦さんのご希望になるべく添えるように努めています。現在、家族の方2名までの陣痛室での付き添いや、分娩立ち合いも再開しています。
妊婦健診は、月曜日から金曜日までの午前中に行っており、医師・助産師で診ています。それぞれの曜日で担当医師が決まっています。妊婦健診では、妊娠20週と30週頃に、赤ちゃんに異常がないか、スクリーニング検査を実施しております。また、無料で赤ちゃんの3Dエコーを行っており、胎児の写真をお渡ししています(赤ちゃんの向きや妊娠週数によってはできない場合があります)。共通のスタッフが産科外来と病棟を兼任していますので、入院中も退院してからも同じスタッフが継続してみていくことができます。里帰り分娩も常時受け付けています。現在通院中の医療機関から、当院の地域連携室を通して予約の上、受診してください。予約がない場合は、当日8時30分から11時30分までの間に直接受診してください。ご来院の際には、新患受付窓口で紹介状があることをお申し出ください。当院へは、遅くとも妊娠34週までに、健診を受けられている先生から紹介状をいただいて、ご来院ください。(帝王切開が必要などありましたら、妊娠32週までにご来院ください)
当院での出産の特長はフリースタイル出産です。分娩室には2.4×2.4mの余裕のある広いマットが設置されており、その上で自由な格好で出産をしていただきます(もちろん、通常の分娩台での出産も可能です)。赤ちゃんに問題がなければ、出産直後から赤ちゃんを抱っこしていただき、そのまま出産後2時間くらい一緒に過ごしていただけます。広いマットの上なので、ご夫婦で、赤ちゃんとゆったりした時間を持つことができます。また、出産時には陣痛誘発や会陰切開など必要以外の医療介入はなるべく行わないようにしています。
妊娠糖尿病やバセドウ病などさまざまな合併症をお持ちの妊婦さんに対しても、他科と綿密な連携をとることで安心してご出産していただけるように努めています。ハイリスクの妊婦さんについては、産婦人科医師・小児科医師・助産師でカンファレンスを行い、妊娠中あるいは出産時の対応について、お互いの情報を共有して診療にあたっています。必要に応じて出産の時に小児科医師の立ち会いを行っています。出産後に赤ちゃんの具合が悪くなった場合でも、すぐに小児科医師から診察を受けることが可能であり、安心して出産していただけます。
当院は、WHO/UNICEFより、平成17年に「赤ちゃんにやさしい病院(BFH)」に認定され、今年で20年目になります。「赤ちゃんにやさしい病院」では、WHO/UNICEFが提唱する「母乳育児を成功するための10ヵ条」を守りながら母乳育児を推進しています。出産後すぐにスムーズに母乳育児ができるように、妊娠中から乳頭チェックを行うなど、妊娠中の乳房の手入れの方法を説明しています。産後、入院中には、毎日手厚く、授乳の指導を行っています。出産後、安心して母乳育児を続けていただけるように母乳外来を平日午後に設け、乳房トラブル、授乳の悩み、卒乳などの様々な相談に応じています。原則として予約制になっていますので産婦人科外来へ電話連絡をお願いします。また、母乳育児の大切さを地域の皆様にもご理解していただくために、院内はもとより院外の保健師、保育士、栄養士の方々と共に支援を続けています。
婦人科検診や、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、卵巣腫瘍などの良性疾患、更年期障害、骨盤臓器脱など婦人科疾患全般の診断・治療を行っています。月経量が多い、月経が不規則などの月経異常、不正性器出血、下腹部痛、おりものの異常、外陰部のかゆみ、子宮が下がってくるなどの症状がある方は、気軽にご相談ください。
▼里帰り出産の方法
特に事前の予約は必要ありません。遅くとも妊娠34週までに、健診を受けられている先生から紹介状をいただいて、ご来院ください。ご来院の際には、新患受付窓口で紹介状があることをお申し出ください。
新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、受診について注意事項がございます。



当院は産後ケア事業(乳房ケア)対象病院となっています。 産後、乳房に不調がある方や授乳に不安がある方は、市町村の助成を利用して、乳房ケア (通所型)を受けることができます。
詳しくはここをクリック| 内容 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 |
|---|---|---|---|
| 1か月健診時の母乳率 | 69.6% | 60.9% | 41.4% |
| 分娩数 | 214件 | 174件 | 157件 |
| 手術 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 |
|---|---|---|---|
| 腹式子宮全摘術 | 26件 | 33件 | 19件 |
| 帝王切開術 | 44件 | 34件 | 28件 |
| その他の開腹手術 | 15件 | 16件 | 14件 |
| 全腹腔鏡下子宮全摘術 | 11件 | 12件 | 7件 |
| その他の腹腔鏡下手術 | 29件 | 30件 | 25件 |
| 子宮鏡下手術 | 38件 | 27件 | 26件 |
| 子宮脱根治手術 | 8件 | 1件 | 4件 |
| 子宮頚部円錐切除術 | 32件 | 43件 | 39件 |
| 医師 氏名 | 所属学会 | 履歴 |
|---|---|---|
| 吉田 隆之 | 日本産科婦人科学会(専門医・指導医) 日本産婦人科医会(常務理事) 母体保護法指定医 日本周産期・新生児医学会(専門医) 日本東洋医学会(専門医) 日本女性医学学会(専門医) 女性ヘルスケア暫定指導医 |
H13年 山形大学卒 |
| 佐野 詩織 | 日本産婦人科学会(専門医) 日本婦人科腫瘍学会 |
H31年 山形大学卒 |
| 八島 誠司 | 日本産婦人科学会 日本周産期・新生児医学会 日本婦人科腫瘍学会 日本女性医学学会 日本生殖医学会 日本産科婦人科内視鏡学会 |
R2年 山形大学卒 |
| 酒井 伸嘉 | 日本産婦人科学会(専門医・指導医) 日本産婦人科医会 山形県産婦人科医会(常務理事) 母体保護法指定医 |
S59年 山形大学卒 S63年 山形大学大学院修了(医学博士) |
| 山谷 日鶴 | 日本産科婦人科学会(専門医・指導医) 日本産婦人科医会 日本女性医学学会(専門医・指導医) |
H15年 山形大学卒 H25年 山形大学大学院修了(医学博士 |
| 区分 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 婦人科外来 | 新患:八島、再診:山谷 | 新患:吉田、再診:酒井 | 新患:山谷、再診:吉田 | 新患:八島、再診:佐野 | 新患:佐野、再診:山谷 |
| 産科外来 | 吉田 | 佐野 | 八島 | 酒井 | 吉田 |
| 予約外来(午後) |