- 文字サイズ
-
- 標準
- 拡大
- 背景色
-
- 白
- 黒
- 青
済生館救急室は24時間体制で市民のみなさまの救急診療にあたっております。
夜間や早朝などの時間外は、医師(内科系1名、外科系1名、2年目研修医1名、準夜帯はレジデント医師1名)、看護師、放射線技師そして臨床検査技師による当直体制を敷いており、CTやMRIなどの設備や機器面からも、迅速かつ十分な診療が行えるよう整備されております。また、重症の患者さんで専門的診療が必要と認められた場合は、常に各科の専門医が呼び出しに応じられるシステムをとっております。
実際、診療圏内で救急車に収容された患者さんの約1/3(1日6〜7台)は当院救急室に搬送されており、当院の救急室診療には充分な実績と確かな信頼が得られているものと自負しております。
救急室の機能が最大限に活用されるためには、生命の危険を伴う重症の患者さんに対して医師や看護師が集中して診療にあたる必要があります。ところが、休日などは小児や軽症の患者さんが当救急室に集中してしまい、救急室本来の機能が低下し救急診療に支障をきたすことがあります。また、救急車や重症の患者さんの診療が優先されますので、待ち時間がかなり長くなることも少なくありません。山形市休日夜間診療所は小児科医師が常駐しており、夜間も運営されておりますので、発熱や咳、のどの痛みなど軽症の患者さんは、ぜひこちらの診療所をご利用していただけますよう御協力お願いいたします。診療所で重症であることが判断されれば病院へ紹介していただけます。
救急室での診療はその時点での患者さんの状態を診察し、救急治療が必要かどうかを判断します。そうでない場合は、ひとまず対症療法を行い帰宅していただきますが、病気は時間の経過とともに悪化することもあります。ですから、次の平日には必ず当院各科外来を受診していただき、原因を明らかにした上での原因療法が必要となります。もちろん、帰宅後すぐに症状がひどくなるようでしたら、救急室の方へご連絡ください。