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皮膚科長 角田 孝彦
アメリカではすべてのガンの中で『皮膚がん』が一番多いようです。 日本人は白人より皮膚のメラニン色素が多く、紫外線の影響を受けにくいため、皮膚がんはそれほど多くありません。私は25年ほど前に,ある大学病院で皮膚がんの15年間の集計をしたことがありますが、その15年間でも皮膚がんが増えていました。その後、オゾン層の減少などの影響もあるためか、30-40年前は少なかった皮膚がんが、このごろは確かに多くなったと感じています。