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糖尿病・内分泌内科長(兼)地域糖尿病センター室長 五十嵐 雅彦
糖尿病は、早期診断と適正な治療が行われない場合にはさまざまな合併症を引き起こすことが知られています。合併症は、糖尿病特有の「細小血管障害(網膜症、腎症、神経障害)」と、心臓や脳、足などの動脈硬化症の2つに大別されますが、特に前者の細小血管障害の発症を予防するためには血糖コントロールが極めて重要となります。では、合併症の発症を予防し悪化させないためには血糖コントロールをどのくらいに保てれば良いのでしょうか?