
〜済 生 館〜
◇ トピックス ◇
■2008.1.07
“64列X線CT装置”が導入されました。
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平成20年1月から“64列X線CT装置”が稼動開始しました。
従来のCT装置と違い、一度に複数のスライスを撮影できます。検出器が一回転で撮影できる範囲と検出器の列数は、大きな関係があります。そして列数が多いほど、同じ範囲をより短時間、より細かく撮影することができます。さらに,検出器が1回転する時間も従来より早く、検査全体の撮影時間が短くてすみます。
当院の64列CT装置では、冠動脈の検査をはじめ、大動脈、腹部、頭頸部、下肢等の全身の血管に対しても血管造影検査と同等以上の情報を得ることができます。従来のCT装置では難しかった心臓の検査をはじめ、撮影範囲の広い大動脈や下肢動脈なども短時間の検査を可能にします。
今後とも患者様に質の高い医療とサービスの提供を目指してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
■2008.3.03
当院で3人目の日本臨床細胞学会認定“細胞検査士”が誕生しました。
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細胞検査士(日本臨床細胞学会認定)は細胞診断業務に携わり、採取した検体の中に異常な細胞がないかを顕微鏡で鏡検します。疾患(癌など)の早期発見や治療後のフォローアップなどを行なうのに利用されます。主な検査対象は、乳腺、子宮、尿、腹水、胸水、痰、甲状腺、肺、肝、リンパ節など体中の種々の組織・細胞です。年間、約6500件の検体を検査しています。
細胞診の最大のセールスポイントは、被検者に対してとても低侵襲であることです。注射針での穿刺吸引(乳腺、甲状腺)や粘膜の擦過(婦人科)、自然剥離(痰、尿)などから検体を採取するので、痛みも少なく繰り返し行なうことも可能です。当病理室では、ベッドサイドに出向いて採取細胞の処理を行なっています。
細胞検査士は全国で5800名、山形県では52名おり、当院の臨床検査室では3人目です。資格は研修実績の評価の上、4年毎に更新しなければなりません。検査現場で発揮できる知識と技術を身につけ、良質な医療情報を提供できるよう努力してまいります。
※詳しくはPCからご覧下さい
■2008.3.25
平成20年4月から入院医療費の算定方法が変わります。
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当院は平成20年4月1日から“DPC対象病院”となります。
「DPC」(Diagnosis Procedure Combination の略)とは、従来の診療行為ごとに診療費を計算する「出来高方式」とは異なり、入院患者様のご病気とその病状を基に,国で定めた診断群分類ごとに1日あたりの定額の点数からなる包括評価の範囲と,出来高評価の範囲を組み合わせて診療費を計算する方式です。
ご理解の程よろしくお願いいたします。
詳しくは“詳細”をご覧ください。
※詳しくはPCからご覧下さい
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